3日間の家具展が終わり、昨日無事滋賀に帰着。大勢の出展者の方々と知り合うことが出来、数多くの刺激をもらった。日常生活では、家具の作り手同士で木工談義が出来る機会など滅多にないので貴重な機会。息子世代に近い若い木工家も大勢出展されていて、それぞれ個性ある特徴を出した木工品を出展されていて素晴らしい。去年までと違って、見て回る時間が限られているのがすこぶる残念ではあった(自分のブースにいないとね)。 また、期間中には家具の大家・重鎮といわれる方々の講演を聞く機会があったり、出展者同士の懇親会があったりとホントに充実した時間を送ることが出来た。
普段は、日にひとりの来訪者があればいい方という生活から日に数百人がやって来る家具展というものの想像もつかなかったが(身勝手な期待をしてしまったけど)、改めて現実は厳しいという事も学んできました。考えれば当然のことながら個性あふれる家具や木工品がおよそ40工房分ひしめき合って展示されている中で足を止めてもらい、更に家具を見てもらってさらにその上購入を決断してもらうなんて奇跡のような出来事な訳です。ということで手作りボールペンなど若干の小物を買っていただくに留まりました。
そんな中でも、ウォルナットの小机に興味を示してくれた人が数人(寸法をチラシに記入してくれた人がひとり)、収納棚を見て3段の引き出しタンスの見積もりをしてくれた方がひとり。数年後(?)の奇跡につながることを夢見るぐらいは許されるかな? 3段タンスは、図面を書いて材木も想定して見積りを送らせてもらえるので頑張らねば。
ここしばらく、家具展準備のために納品が遅れたり、注文いただきながら製作に入れなかったりした皆様に改めてお詫びします。今しばらくのご猶予をお願いいたします。
お疲れさまでした。外部との接触により生まれる刺激は大切なものだと自分も考えています。注文を頂けるのもありがたいことですよね。
うちも普段は1日お客があるかないかという状態で営業しております。まあ売るより作るほうを重視したいのでほどほどが良いです。
コメントどうも有難うございます。会期中に滋賀から来てくれた孫の兄弟が、玩具工房コースケさんの品々に目を輝かせていました。お気に入りのゴム鉄砲2つでこれから長く遊んでくれる事と思います。また何処ぞでお会いできる日を楽しみにしています。