食卓テーブル製作中 その2

引き続き、食卓テーブルの脚部材を製作中。 出来上がった吸い付き蟻桟のある天板受けにほぞ穴を掘り、同じような寸法の脚材(床に乗る部分)にもほぼ同様の加工をした後、左右の脚板にはこのほぞ穴にぴったり合うほぞを切る。クランプで三つの部材を仮組してみるが、このあたりは毎回やっている作業なのでスムーズに進行、ドンピシャで隙間なく組みあがることを確認。

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次に見た目を若干よくするために天板受けや端の部分を斜めに切り落としたり、床に当たる部材の中央部分を3mmほどすき取り床から浮くように加工。さらに角部分は使用中に足などが当たっても痛くないよう丸面取り。

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さらに左右の脚板間に長い棒材を渡して両方を接続する貫とするのだが、まずはその通しほぞを受けるほぞ穴を脚板中間あたりにあけた。部材が大きすぎて角のみ盤では加工できないので手のみで地道に作業。出来あがった左右の脚材をテーブル裏面に軽く差し込んでみたのがこれ。奥まで入れるの最終組み立てまでおあずけである。

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脚板の横に置いている前後に長い棒の両端に通しほぞを次回加工して左右の脚板に通せば(楔で脚に固定する予定)、ほぼ下半身が完成の見込み。天板と脚や脚間の貫はどれも接着せず木の動きを吸収するとともに、将来の輸送時には天板と脚部分が分解できるわけである。この状態にまで組みあがると長さ180cmのテーブルはもはや一人作業ではひっくり返すことも全くできない重さとなる。助っ人を呼ばねば。