工房訪問+木材市

今週、愛知県一宮市の家具工房 Trunk さんをお訪ねした。代表の福岡さんは、名古屋で毎年6月に開催される木の家具40人展の運営委員をされていて、2年前の6月に初めてこの家具展に参加させてもらった時、ブースが近くてまた年齢もほぼ同じということもあり、親しくお話をさせていただいたのが最初の出会いでした。工房は、元繊維工場だったそうでこの写真のように超広々としていて木工房YZが5つも6つも入りそう。ここで数々の素敵な手作り家具が生まれている。隣には広い常設ギャラリーも。

 HPから拝借

ちょうど木工教室の最中にお邪魔したので、生徒さん達の製作の様子を見せていただいたり、教室の進め方などについて貴重なお話を伺うことが出来た。巨大なプレスマシンやルーターマシン、ベルトサンダーほか教科書に出てくるおよそ全ての木工機械も完備されている。最重量機械の手押し鉋盤や自動鉋盤などもキャスター付きの頑丈な鉄枠の台に乗っていて手で押せば移動可能になっていることに感心。あれやこれや、大変勉強になりました。大変有難うございました>福岡さんへ。

訪問の翌日が岐阜県各務原の木材市の日であることに出発直前に気付いて、これ幸いとその日岐阜で泊まり翌日の木材市に今年初めて行ってきた。福岡さんの工房内の壁に立て掛けられている物凄い量の木材を見た直後だったからという訳でも無いが、今回は軽トラの荷台を埋めるぐらいの板材を積んで帰ることになった。

殆どは、値段が吊り上がることもなく(それどころか入札者がいなくて値下がりするのも多い)お買い得品が殆どながら、一枚だけ少し背伸びして一枚板を落札。

 いつ、家具になれるかな?

これまでボールペンや一輪挿しで少量しか使ったことのないクラロ・ウォルナットというシックな材を落とすことが出来た。軽トラから降ろして家具移動用のキャスターに乗せて工房の壁に立て掛けるまで、やたら重くて妻との二人掛かりでも大変だった。乾燥しきるまで当分壁飾りである。