小さな丸テーブル

建設中の新居の玄関に置かれる予定の小さな丸テーブル。ようやく完成にこぎ着けた(未塗装だけど)。直径40cmの小さな天板には、虎斑(トラフ、虎の縞模様のような杢)がキレイに入ったホワイトオークの柾目材を使っている。このオーク材、もうずいぶん昔に手に入れたのだが、量が限られていて大きな机が出来るほどでもなく、このような機会を大事に待っていたのである。

 残すは塗装のみ

 天板の杢

同じくオークの曲げ脚を3本、この天板に取り付けた。椅子の場合なら脚材上端に丸ほぞを作り、天板に突き刺してそこに楔を打ち込んで座板と固定するのだが、今回は小さいとはいえテーブルなので天板下に小さな受けの板を用意してそれに脚を突き刺すという構造にして天板には脚材が出ない構造にしている。また、脚の中間には脚同士をつなぐ貫を円盤状の板を介して取り付け、アクセント兼補強材としている。

この丸テーブルと並べて使う小さな木の丸椅子の注文もいただいていて、上の天板と同時に入手したもう少し厚みのあるやはり虎斑入りのホワイトオークを用いることにしている。そちらは、丸座板のみカットしただけで、脚部分の加工に入れていない。納期までまだ数カ月残っているので(新居完成までまだ数カ月)、時間は十分あるのである。(この項続く、予定)