名古屋中心部の複数会場で分散開催中の「木工家ウィークNAGOYA」という家具展に来ている。 今年で8回目らしいが、多分4-5回は来たかと思う。 メイン会場だけでも40人展として40人もの個人木工家が一堂に会する大規模な家具展で、2日間では全会場を見て回るのも困難なほどである。著名な大家から新進若手作家まで、或いは伝統的家具から冒険的先進家具さらには木製ロボットまで幅広い。 家具界を学問面からリードして来た元教授や超ベテランの家具作家達が、ボランティアで手作り家具の後進をそだてようと活動されている姿を目の当たりにして、いささか感動した。 土曜夜のフォーラムに参加して禅と整体にヒントを得たという椅子作り名人の講演は実に面白かった。若い人たちも含めて手作り家具の分野でこんなに大勢の人達が頑張っているのは、日本が世界で一番だという話も納得出来る気がした。何回も来て顔見知りになったり、facebook の友達にしていただいた木工家も。 年齢的には、後進を支援する範疇になる気もするが、開業2ヶ月では、その後進のまだ背後でもがいているのが現実である。