動画

テンセグリティー・テーブル

台風10号が近づいてきて一気に暑さが引いた今日、前から気になっていたテンセグリティー構造のテーブル模型を作ってみた。テンセグリティー構造というのは、「圧縮材が互いに接続されておらず、張力材とのバランスによって成立しているような構造システム」という事らしいのだが、ネット検索の最初に出てくるこんなサンプルが分かりやすだろう。

針金で出来た上の三角と下の三角ふたつを4本のヒモやゴム糸(3つの角と中央を結んでいる)でつないでいるのだが、4本全て張力だけで上の三角を支えている。

で、この構造を家具に当てはめればどうなるかということで考えてみたのがこれ。天板サイズが、15x20cm程度のヒノキの端材で作った小さな模型である。

天板と十字脚にそれぞれに「コ」の字状の部品を取り付け、その「コ」の字中央の穴を通したひもで連結し、更に天板の4か所から釣り糸で真下の十字脚の部分と結び付けている。写真では、多分よくわからないので動画も貼り付けておきます。

テーブル下部構造と天板構造の間をこのように、ひもと釣り糸の合計5本で吊り下げて(実際は吊り上げてる訳ですが)、全て張力だけで支えているので、剛構造にはなり得なくてこのように天板がユラユラ揺れるけど、それなりの強度は確保出来ているので天板上に物を乗せても問題ない訳ですね。

これを実寸に拡大したような家具を欲しいと思う人は、酔狂な例外を除いて存在しないと思うが、そんな酔狂な方が、もしおられましたらご是非連絡お待ちしてます。その時は、ヒモじゃなくて鎖とかピアノ線を使うことになると思います。それでもユラユラは止められないと思いますが。。。

 

木工教室から

この夏の暑さに工房のエアコンは太刀打ちできてないが、木工教室では、暑さに負けない作品がどんどん完成しています。

1.小引き出し

教室に通い始めてまだ1年足らずのMさん、筋金入りの森林女子でもある彼女の最新作は小引出を3つ備えた小箱。もちろん初の引き出し製作である。朴の木を材料に選んで、手加工メインで素敵に完成。引き出しは幅や奥行をちょうどいい按配に仕上げないと見た目とスムーズな引き出しの出し入れが両立しないのだが、ほぼ一発でうまく完成。引き出し奥のスペースが繋がっているので大きな引き出しを出し入れすると小さな引き出しが連動して動くのである。出来上がって塗装前の初の動き具合がこれ。

(当ホームページ初の動画貼り付けに挑戦、うまく行くかな?)


このあとオイル塗装してバッチリ完成したのでした、素晴らしい。

2.カッティングボード

小引出が完成した後の箸休めにカッティングボードをチョイチョイと作られました。森林管理をされている彼女自身が、チェーンソーで森から切り出した板を鉋掛けして利用。元の材のカーブを生かした造詣が秀逸。クルミオイルを塗って出来上がり。

3.アクセサリースタンド

同じく木工女子Kさんのアクセサリースタンド。友人からの依頼で作られたとのこと。8角形の台座がユニーク。

4.椅子

多分、木工教室開始以来初の背もたれ付き椅子。ビーチ材(ブナ材のヨーロッパ版かな)を自在にほぞで組まれています。背板のカーブは、バンドソーで荒切りした後反り鉋で滑らかカーブに仕上げられてます。以前作られたテーブルと組み合わせてご自宅で使われるとのこと。仕上げ塗装は次回の予定。