子供椅子・他、と写真撮影

工房オープン以前からケヤキの子供椅子が製作途中のままだったが、知人のお孫さん用に注文を受けて先日から部材の仕上げ・組み立て・接着を経て、きょう仕上げ塗装を終えて無事完成。 ついでに大昔買ったグラペと呼ぶ背景紙を広げて写真撮影をしてみた。グラペというのは、グラデーションペーパーの略で要はおだやかに濃淡のついたデカい紙である。早い話、写真館で記念写真を撮るときの背景のように壁と床の境目のないきれいな写真が撮れるという仕掛けである。もっとも撮影用の照明まではないので(天井の蛍光灯と窓からの自然光だけ)それなりですが。このデザイン、5-6年前の初号機から7つめで、ほんのわずかずつ進化中。お孫さんにいかが? お孫さん成長後は鉢台として第二の人生も。

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ついでに先週末から陳列しているスマホスタンド、タブレットスタンドを並べて写したのがこれ。恥ずかしながら写っているiPhone6とiPad mini3 もどきは、木の板にこれらの写真を紙に印刷してスプレーのりで貼りつけた代物である。タブレット用は、スタンドを上下をひっくり返すと用途に応じて傾斜が変えられるというところがミソ。片方は傾いて、もう一方はほぼ直立。当工房オリジナル・デザイン、他にはない(と思う、調べたわけじゃないけど)。

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コタツ座卓、納品完了

5月に注文いただいた座卓(兼コタツ)がようやく完成し、昨夕無事納品を終えた。今回、一度組み終えた後の天板全面を手のひらで触った際、若干の凹凸を感じた。目で見てもわからないが敏感な指先は、僅かな段差もキャッチするのである。悩んだ末にもう一度天板のカンナ掛け直しをした上でスクレーパーという道具で再度表面を整えて今度は満足のいく平らな面に仕上げることが出来た。

完成してオイル塗装をした瞬間、見違えるようにあでやかに変身し思わず声をあげてしまう。今回使用した山桜は、板の場所によって上品さを感じる部分と木目や地模様によって野性味を感じる部分が隣り合っていて、実に不思議な魅力をたたえている。

因みに冬場にはコタツとして使えるように天板は脚部と固定せず、ダボという短い丸棒を天板下に設けた穴にはめ込むことでずれないようにしている。これから長くK様宅で活躍することを祈りたい。

座卓6  座卓5

(山桜、70 x 80 x 33cm)

オリジナル・イラスト

4月に工房オープンして以来、オリジナル・イラストを木工房 YZオリジナル額縁と共に展示販売しているが、数も減って来たので追加製作し、新たなイラストを追加展示中。 作者のフジタサキエさんは、近江八幡生まれ福岡在住のイラストレーター。友人の娘さんという縁で実現した当工房唯一のアート作品です。彼女が修行したパリの空気を味わってください。今回製作した額縁は、イラスト作者自らに手伝ってもらって完成したもの。ガラスに背景が反射して写真が少し見づらいのですがご容赦ください。

イラスト2

イラスト1 (新展示品をアップで)

工房では、要望に応じた特注サイズ額縁の製作もしています。各種写真や書画、表彰状などを入れて飾りたい方、あるいはプレゼントにいかが?

竹尺工場訪問

忍者で有名な滋賀県甲賀市に日本で唯一竹尺を製造している会社があると聞いて、その岡根製作所をきょう訪問してきた。近所の方にその存在を教えてもらったのだが、当然ながら竹が材料なので工場中竹材だらけ。竹尺工場には家具作り用と同じような機械も多く親しみを感じた。小は携帯ストラップの数センチの竹尺から大は2メートルのものまで品ぞろえ豊富。高速のサービスエリアでもお土産用として売られているのだとか。

当たり前の話だが、工房で定規を使わない日はない。15cmの短いものから1メートルのものまで各種直定規やいわゆるサシガネ、全部金属製だが10本以上はある。特に15センチの短いものは、機械のそばで使ってついそこに置きっぱなしになり、必要な時すぐに見つからず作業リズムを乱すこと甚だしいので今では4-5本に増殖してしまった。

そんな訳で竹尺と聞いただけで興味をそそられるのである。丁寧な手作りで一本一本仕上げられているにもかかわらず求めやすい価格なので、自分用と工房の土産物用として15センチの短いものを30本ばかり購入してきた。工房の名前も特注で入れてもらえるが、数がまとまらないと名入れ費用が竹尺より高くなり、工房名は自分で焼印を押すことにした。

合わせて1メートル竹尺を1本購入。金属製定規は1メートルにもなると結構厚くて重くなり、うっかり材木に定規の角が当たると木にザックリと傷がつくことがある。竹製だと軽い上に木と同じような硬さで傷もつかないに違いない。

竹尺  岡根製作所

 

座卓、完成間近

5月から製作を開始したコタツ座卓だが、積み木製作期間を挟んで作業再開し、だいぶ出来上がって来た。山桜を使った70x80cmというサイズで、今日天板下の部材を3つに分けて接着・目違い(接合部の若干の段差)取りのカンナ掛けを終えた。次に、この3つを組み立て接着すれば、下半身の出来上がり。 残すは、天板の平面確認を再度行って必要ならカンナ掛けをして、2枚を矧ぎ合わして角のボース面加工(ルーターで角に丸みをつける)をすれば、後はサンディングや塗装を残すのみ。4本の脚は少し先細りにしてみたが、まずまずの出来と自己満足。写真の天板は2枚を並べて置いただけ。コタツとして使えるように天板は上に乗せるだけなので、何か位置合わせが出来る小さな突起と穴を設ける予定だが詳細未定、考えねば。

座卓2 座卓3

座卓1

積み木

工房設立直後の4月に大阪からの観光客の初注文で積み木を3セット作ったのだが、細かな繰り返し作業で当分作りたくないとつい(本音を)書いてしまったが、それを読んだ昔の同僚3人からほぼ時を同じくして4セットの注文をいただいた。 連休明けには出来るとか言いながら5月も過ぎてしまい、6月半ばにようやく完成して引き渡しが終了した。 いずれもお孫さん向けのおじいちゃんからのプレゼント用である。 もっともそのうちの一人は、初孫誕生が来年なので今回の分は別の注文に当ててしまった。

今回からS/M/Lサイズ3通りのメニューとして見た。箱はあられ組のほぞで組み、いろいろな積み木が2段に納められている。材木屋から仕入れたホワイトオークと国内材のナラの荒材の厚さをそろえて、3cm基尺で切り出し、丸棒は角棒から旋盤で削り出したもの。幼児の遊び道具なので当然ながら角をとって紙やすりでバリも取り除き、高圧エアで木の粉を払い無塗装で仕上げている。

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木工家具展@名古屋

名古屋中心部の複数会場で分散開催中の「木工家ウィークNAGOYA」という家具展に来ている。 今年で8回目らしいが、多分4-5回は来たかと思う。 メイン会場だけでも40人展として40人もの個人木工家が一堂に会する大規模な家具展で、2日間では全会場を見て回るのも困難なほどである。著名な大家から新進若手作家まで、或いは伝統的家具から冒険的先進家具さらには木製ロボットまで幅広い。 家具界を学問面からリードして来た元教授や超ベテランの家具作家達が、ボランティアで手作り家具の後進をそだてようと活動されている姿を目の当たりにして、いささか感動した。 土曜夜のフォーラムに参加して禅と整体にヒントを得たという椅子作り名人の講演は実に面白かった。若い人たちも含めて手作り家具の分野でこんなに大勢の人達が頑張っているのは、日本が世界で一番だという話も納得出来る気がした。何回も来て顔見知りになったり、facebook の友達にしていただいた木工家も。 年齢的には、後進を支援する範疇になる気もするが、開業2ヶ月では、その後進のまだ背後でもがいているのが現実である。

木工家ウィーク NAGOYA

座卓、製作開始

4月の工房オープン以来初めて、即ち何年も前に木工を始めて以降初の知人以外の方からの家具注文を頂いた。滋賀報知新聞を読んで工房に来て頂いたわけである。 最初は、座卓ということだったが、冬にホットカーペットの上でコタツとしても使えるように天板が外せる座卓という事になった。 山桜の無垢材で70x80cmという大きさである。材の木取りを終えて取り敢えず並べてみたのがこの写真。天板を独立させる為、乗せる台となる部分と脚の部材加工にこれから入って行く予定。
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滋賀報知新聞に掲載

4月11日の滋賀報知新聞近江八幡版に当工房の記事を掲載いただいた。facebook を通じての友人知人以外はオープンを知る由もない中、それ以降は顔見知り以外の来客はほぼ全員が新聞で見たと言いつつやって来られたる。地元フリーペーパーの威力、恐るべしである。

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