家具修理

● Winds 太平 椅子修理

ウィンザーチェア・タイプの椅子の背板にささっている背棒が何か所かでぽっきりと折れた上に接着もあちこちでダメになっていました。

折れた脚の再生品製作中

(塗装前)

 

次も同じ会社の別の椅子の修理例です。ほぼ同じ症状ですが、背棒のデザインがもう少し凝っているので旋盤削り出しもやや難度アップ。もう少し詳しくは、ここに書いています

塗装前

 塗装後

Winds 太平ばかりが続きますが、つぎも同社の椅子修理

 Before

座板が割れ、背中の丸棒が一本折れていて、さらに接着切れも各所に。

 After

折れた背中の丸棒で作った孫の手もセットで依頼主のお宅へ帰っていきました。詳しくはこちらに

● 椅子の生地張替え①

カリモク製の食卓椅子。長年の使用でもとの合成皮革の表面がボロボロになり張替えを行いました。張り替える布地は、自由に選んで下さいとお願いして2脚の張替えに2種類の布地を調達してもらいました。

痛んだスポンジも交換し(厚みのあるウレタンチップと高弾力のスポンジの重ね張り)、すっかりイメージチェンジです。椅子の筐体は全く問題なくしっかりした状態だったので張替えだけで蘇りました。

● 椅子の生地張替え②

こちらも同じくカリモク製の食卓椅子。元の椅子の背中部分には写真のようにボタン状の飾りが取り付けられ、生地の周辺に丸紐状の飾りが縫い付けられていた。これらを新しい生地で修復するのは困難なので、依頼主の了解を得てシンプルな張替えとしました。同色の合皮が張られた椅子は全部で6脚あったのですが、張替えに際して、3色の合皮を選ばれました。

 Before

Before/After

背中の生地周囲を囲む丸ひも状の飾りを取り去ると木枠との隙間が目立ってしまったので、生地を張り付ける板を元の板より数ミリ大きいものに取り換えた上で痛んだスポンジを交換し新しい合皮に張り替えました。

最終的に6脚(肘掛け付きが2脚)を3色の合皮で張り替えました。全部が揃った写真をお客様から頂戴しました。オリジナルの椅子から少し若返ったデザインになり新居のダイニングとマッチしているのではと思います。

● カリモクの籐椅子:籐の張替えと座面張替え

ご近所の方から背当ての籐が敗れた籐椅子の修理を依頼されました。実は近江八幡には籐の専門会社が存在します。その会社で調達した四ツ目編みと呼ばれる籐編みと丸芯という太くて丸い籐を使って張り替えました。水に浸して柔らかくなった籐で張り替えるのですが、張替え直後は濡れてふにゃふにゃな背もたれでしたが、乾燥するとまるで障子の貼り換えと同じようにピシッと強く張った背もたれに変身します。座面もスポンジがかなり痛んでいたのでウレタンチップとその上の柔らかいスポンジの両方を交換した上で、選んでもらった合皮に張り替えました。籐屋さんの強い勧めに従って籐は自然色のままにすることでお客様の了承をもらいました。色を塗らない方が丈夫で長持ちするそうです。

 Before

 張替え中

 After

● 小引き出し(子抽斗)修理

茶箪笥の小引き出し前板が時間の経過ですっかり反って外れてしまったので新たなクルミ板と入れ替え、金具も錆を落として塗装をやり直して再生しました。

 

こちらは、座板が割れてしまった椅子の修理例。

一旦バラバラに分解したうえで再組立て、再塗装しました。

詳細は、こちらで紹介しています。

● 飛騨産業 ウィンザーチェア

座板の貼り合わせ部の接着がダメになり、また前脚をつなぐ横棒にお子さんが乗った際に折れていました。更にあちこちの接着が切れガタつきも出ていました。

まずゴムハンマーでバラバラに分解します。座板も殆ど全ての貼り合わせ部を分解できたので、接着面を鉋掛けし新しい木の面を出した上でビスケットなどを入れて補強した上で再接着。背中や肘掛け部も殆どのパーツを分解できたので、古い接着剤を削り落として再接着しました。

貼り合わせた部分は、ほんの少しですが段差が生じるので一旦塗装を削り落としてから組み立て再接着します。分解ついでに肘掛けと背中上部の横板も塗装痛みが激しかったので削り落とします。

ここまで来れば、あとはステインで数回色付けをして元の塗装と同じぐらいの濃さにしてから透明ウレタンを塗装し元と同じように艶出し仕上げで完成です。すっかりキレイによみがえりました。

● 化粧台のスツール

化粧台のスツールの生地が傷んだのとキャスターが取れてしまったという事で持ち込まれたものを修理した例です。

 Before

 After

1脚だけでしたので生地見本からお好きな色を選んでもらってサンゴ色の合皮に張り替えました。塗装が剥げた部分を同色でタッチアップして完成です。

こだわりの手作り家具工房